それはまるで 浜に打ち寄せる波のような音
ザッザ〜〜ン!
サラサラ サラサラ…


金魚に餌をあげている私に、
猫の小次郎がスリスリと甘えてきた。
「ナ〜ン!ナ〜ン!(遊べ〜!遊べ〜!)」
水槽が低い位置にあるので座っている私のモモや臀部をスリスリと。
「ナ〜ン!ナァァ〜ン!(遊べって言っとるだろ!)」
「はいはい、ちょっと待ってね〜。」
「ナァァ〜〜、ガブッ…!!」
と!素足のアキレス腱を狙って来た!
来る!そんな予感がしたので瞬時に避けた!
が、不覚にも身体のバランスを崩し尻もちをついてしまった!
と同時に、持っていた金魚のエサ袋から大量の粒エサが宙を舞い…

ザッザ〜〜ン!

サラサラ サラサラ…
サラサラ サラサラサラ…

とても優しい波の音

倒れた女とあたり一面のつぶつぶ(涙)



猫〜〜!どこ行った〜〜!!