会計をした店員の目はそう言って、チラリと私を見た。
「ええ本気よ。この身がどうなろうともかまわないわ…。」
私は代金とポイントカードを手渡した。
いくらかかっても構わない。ここで勿体ぶっては、奴らに付け入る隙を与えるだけだ。

一昨日夜、キッチンにて「黒G」2、洗面所にて「茶G」1を肉眼で確認、スプレー型武器にて殲滅!
そして昨夜、またもやキッチンにて「黒G」2、洗面所にて「茶G」1出現、同様に殲滅。
二夜連続の孤独な戦い…
ものすごい恐怖との戦いだった。
にしても…遭遇物体がみな大きいことから、外部からの侵入に間違いはないだろう…

私は敵の情報をかき集め、入手した新たなアイテムをすべて投入、排水口カビキラー封鎖作戦も同時に実行。

一体奴らはどう出てくるのか。
長い戦いが始まってしまった…

合い言葉は、ネバーギブアップ!